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2005年11月11日   ブラモン聴いて。

『街並み』4号が校了、奥山印刷さんにバイクで
データを持ち込んで取り敢えず作業終了。
朦朧としながら街をうろついて、7時頃帰宅して
そのまま気を失うように眠りこける。

相変わらず〆切間際はバタバタで、
特に今回、個人的に4号中で一番酷い徹夜になった…。
アガリ自体に問題はない?のだけど、
製作過程もほんと、なんとかしないとイカンよなー
と思いつつ、次号の事を考えたりしています。

ネオン事務所での夜から朝にかけての作業中、いろんな音楽を聴いた。
自分は画像処理とか絵をかく作業を寝ずにやる!場合、
なるべく奇抜な音楽を聴くクセがある。(できれば日本語
モノがよい。作業しながら「なんやそれ!」「なんでやねん!」
とかツッコミを入れたりすると眠くならないばかりか、
何故か処理のスピードがアップする。文章の〆切の場合は、
かえって言葉が邪魔になるので使えないけど…。)

最初は何故か机の上にあった「まりちゃんず」などを
楽しんでいた。しかしすぐに内容が深すぎて?頭痛がしてきたので、
これを機にネオンのオムニバステープを聴き直すことにした。
(今、今年のオムニバスを制作中なので。)
1996年から数年分をざーっと聴く。懐かしいというより新鮮。
今聴いても面白い曲がたくさんありました。
SYNCHRO9の「My Grandmother is alive」は素晴らしい
曲だと改めて感心したり、Smooth3やエムラの早熟さにクラクラ
きたり。98年くらいまで聴いてから、その後のCDオムニバスに
いかないで、各バンドのテープアルバムとかデモ音源
(当時はみんなけっこうな大作ををテープでつくってました。)
を漁ることにする。まとめて聴くとSmooth3は本当にスゴイなーとか
ゴールグルスの全力投球さって心を打つなーとか思いつつ、
一番ハマったのは「ブラックモンゴリアンズ」だった。

通称「ブラモン」。名前から想像するとファンクかブルースか?
って感じだけど、割とストレートな日本語ギターロック。
内容を説明するのは難しいな…。上越教育大に在籍しつつ、
90年代後半のネオンホールでだいたい月イチでライブをしていた、愛すべきバカ者たち。
メンバーは「クレーター」(最近やってないけど)で活動する
ホンマ君(Vo/Gt)と「逆四季地平線」のキサ(逆四季ではVo/Gt、
ブラモンではBa)及び今は京都で活動してるイワサの3人。
なんて書くと想ひ出ぽろぽろな感じだけど単純に、今聴いても格好良かった。
ネオンに残っていたデモテープは全て聴いて、
中でも一番勢いと内容のバランスのいい一本(「モンゴリドラッグストア」って
タイトルだったか?)を気に入り、何度も何度も聴いて興奮した。
おかげで眠くならずにすみました。ありがとうブラモン!

ちょっと昔のデモなんかを聴き直すと、
「あーどうしてこのバンド、今は存在していないんだろう」
と思うと同時に「いま頑張ってるバンドと同じステージで見れたら
きっと面白いだろうなー」って気持ちになる。
ろんづとブラモンとか、テケテケ天狗とBubbleSweetとSmooth3とか。
(あーSmooth3はスロウライのメンバーにも見せたい)
でもそんな事は不可能で、一瞬一瞬が取り返しのつかない
ものだから、ライブって何度見ても飽きないのかな
などと思ったりもします。

Author simizu : 2005年11月11日 08:20