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2007年01月04日   


グランドシネマズ(去年長野市内に出来た複合映画館
http://www.grandcinemas.net/)
で初めて映画を観ました。作品は「硫黄島からの手紙」です。

映画の内容は…うーん。色々考えつつも、面白かったです。
たまたま年末にある機会があって、映画のことは全然知らずに
松代・明徳寺で本作の中心人物である栗林中将の墓標を
撮影していたので、妙に親近感を持って見れました。

音響の仕事を長くしていた(今も?)身としては、
やはり綺麗に組まれた(おそらく)最新のサラウンド
システムにヤラれました。これが普通なのかもしれないけど、
素晴らしい。不自然なくらい臨場感があるんですね、
今の映画館って。

あとは、映画を貫く独特の「色」です。
ムードという意味でなく、フィルムの色再現の「色」。
過去のシーン(=映画の99%くらい?)は全て、シアン寄り
というか、青緑っぽく着色されていて、その色味に重量感が
感じられてよかったです。黒の締まり具合もよかったな。
最近生産終了したコダクローム64で撮影したくなりました。

あと…初グランドシネマズの感覚を忘れないうちに
市内に古くからある映画館に行ってみたいな、と思いました。
建物としては古い館が好きだけど…シネコン時代の今、
映画を観るという映画館にとって一番大事な点において
古い館について自分がどう感じるのか、確かめておきたいです。

Author simizu : 2007年01月04日 01:07