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2007年02月16日   


作って、消耗して…再生。
そのプロセスが上手くまわらなくなると、
辛いことになるわけで。

1月の終わりから怒濤のように「季刊N」の2号の制作に
追われていて、これは何とかギリギリに完成して(正直、
粗いところも多いですが、無理矢理想いだけは詰め込んだ
ような本になってます。)その後すぐさま「街並み」の
昭和通り編に取りかかって、これもいつもよりも制作日数が
少なかったけど何とかupさせて…このあたりからスタミナに
限界がきた。

ずーっと引きずってた風邪が手が付けられないほど悪化して、
動けなくなった。熱はあまりでないんだけど、鼻と咳が酷くて、
ついには目とか頭が痛くなってきてなんか非常にマズイ状態に。けど、容赦なく某新聞の〆切はやってきて、這うようにして
原稿をつくる。こういうときにフリーってホントに辛いという
か、いや、自分の仕事の進め方のダメさ加減が嫌になると
いうか…。

相変わらずノードラッグな生活なのだけど、あまりに頭が
痛いので、さすがに今回は病院に行かないと生命が危ないかも…
と思っていたら、たまちゃんが「まず向かいの針灸院行って
みたら?」などという。まあ歩いて10秒ほどで楽なので
行ってみると…。さすがに末期的?な風邪の症状で針灸とか
打ちに来る人はいないと見えて、ゲホゲホと咳き込む自分は
明らかに浮いている。でも、ここの山崎先生はかなりの名医
なので、そんなことは気にせず身を任せる。気のせいか先生も
何となくシリアスな顔つきだ。

しばしマッサージした後、首やら顔やらのきわどい
ところにブスリと針を刺された。それも何本も。
痛いというより…なんか重いって感じ。全身がヘナヘナになる。

家に帰る体力が無いので、ナノグラフィカの二階に
布団を敷いて寝込んだ。そんな合間にも校正作業とかがあって、
無理矢理に頭を冴えさせて何とか対処。
しかし頭が猛烈に痛い。なんか、悪化してるみたいなんで
すけど。目の奥とこめかみがキリキリ痛くて、鼻とか喉に
あったウイルスがヤバいところに回って暴れ回ってるって
感じで、じっと寝てられない。そういえばフィッシュマンズの
佐藤伸治も風邪で亡くなったんだっけ…そんなことが頭を
よぎる。一晩のたうちまわって、ダメなら病院に行こう。
そう思って耐えてたら、明け方くらいから痛みが引いて
汗が出始めた。朝、目が覚めたら結構スッキリしてて…
どうやら治ったみたい。東洋医学は症状を進行させて治す
っていうけど、そんな感なのかな。
…まあ、楽になったからよしとしよう。
山崎先生にお礼をいわなくちゃ。

昨日の長野って久しぶりの雪だったみたいだけど
ほとんど見なかったです。
あ、まだ道路には残っているかな。
さて…ちょっと久しぶりに外出するか…。

Author simizu : 2007年02月16日 17:37